Christie Front Drive、Mineral、Boys Life等のリリースで知られるCrank!による記念碑的名盤エモコンピ。The Promise Ring、Mineral、Christie Front Drive、Drive Like Jehu、Boys Life、Hot Water Music、Vitreous Humor、Seven Story Mountain、Fireside、Knapsack、Roadside Monument、Prozac Memory、Ethel Meserve等名バンド多数参加。
東京で活動中のパンクバンドControlによる3曲入りカセットテープ。Rites Of SpringやFuel影響下のメロディックパンクで全体的なスピード感だったりボーカルのテンション的にAssorted Porkchopsのバンドを彷彿とさせる感じもありかなりツボなバンド。個人的に2017年リリースの中でも特に聴いた音源の一つだったりする。ちなみに一部メンバーはSadsummerでも活動中。
ex-Goodwill、White Lilac、WªLL等のメンバーによるUKはカーディフのギター三本でベースがいない代わりにチェロがいるというちょっと変わった編成のエモバンドFallowのデモテープ。影響を受けたバンドとしてMineral、Hoover、Mars To Stayを挙げているが音としては同じくUKのDymをアトモスフェリックなポストロックに寄せた感じがする。上手い事言えないけど最近のスクリーモっぽいっちゃっぽいけどどことなく90s感もあると思う。2曲目たまらんす。
ロシアはモスクワのポストハードコアバンドEevaの2ndアルバム。前身のHe Called Himself Jesusから初期のИва名義の頃はスクリーモをやってたけどEeva表記になってからはHoover的なヒリついた感じのポストハードコアを鳴らすスタイルに変化(実際ライブでHooverのカバーをやったりしている)。で今作は前作よりも気持ちメロディアスな曲が増えてて途中Jawbox的なリフなんかもあったりしてニヤッとしたり。相変わらずカッコいい。Detrytus、The Sunsetboulevardなんかが好きな人にもおすすめ。
※ケースは再利用しているもののため元から多少のキズあり
UKはスコットランド、ダンディーのPlease, Believe!による1stアルバム。Bonehouse、Stonethrower等のメンバーにより結成されたのもあってそこら辺のバンドの感じが上手いことミックスされた音に仕上がってて良いす。個人的には3、4曲目の流れにグッときて終盤の畳み掛けからのラストの歌で大団円って感じでした。ちなみに今回入荷のCD-R版はツアー時に販売されたものでこの後ヴァイナルでもリリースされる予定。前身バンドやCarson Wells、Kaddish等のスコットランドのバンド(この辺りのバンドをまとめてEcossemoと言ったりする)の他、The Van Pelt、Life At These Speedsなんかが好きな人にもおすすめ。余談ですがギターボーカルのOwenがやってるGone Wishingもいいよ。
イタリアはミラノのエモバンドØjneによる1st LP。600枚プレス(黒盤300、赤盤300)。ユーロ激情好きなら間違いないんじゃないかみたいな今作。3曲目なんか天に召しちゃうやつです。ちなみにアルバムタイトルは「全てが燃える前に」という意味らしい。あと今作からボーカルが変わってます。個人的に前のボーカルより好きっす。La Quiete、Raein、Shizuneなんかのイタリアの激なバンドからSuis La Lune辺りが好きな人にもおすすめ。
Call It In The AirとPohgohのメンバー4人中3人が参加していたThe MaccabeesによるスプリットCD。Call It In The Airはこっちも悪くはないけどアルバムの方が良いす。Cyndi Lauperのカバーあり。The MaccabeesはメンバーがメンバーなのでPohgoh的なところもあるけどもうちょっと落ち着いた感がある。あとここではアルバムには無かった男女ツインボーカルの曲だったり渋い男性ボーカルのみの曲も聴ける。
アメリカはミシガン州の6人組エモバンドCall It In The Airの1stアルバム。このバンドのことをハイパーイナフ大学で知ったという人は自分を含め結構多いんじゃないかと思う。音はBenton FallsとかCompound Red的な渋エモで最高。ボーカルの方は今JR JR(前はDale Earnhardt Jr. Jr.っていう名前でした)で活動中。ちなみにバンド名はJimmy Eat Worldの曲から取ったものだが実際そこまで影響を受けてるわけではないとのこと。
ex-I Hate Myself等のマーバーガー兄弟によって結成されたエモ~マスコアバンドdie Hoffnungの2ndアルバム(7曲入りCD-R付き)。300枚プレス。今作はex-Moonraker等のTravis Fristoe加入後に録音されていた作品で元々2013年リリース予定で動いていたものの結局流れてしまっていたのを2015年のTravisの他界をきっかけに再びリリースへと動き出し今年リリースに至ったもの。内容は前作の感じも有りつつ激情色は抑えめに隙間を活かしてメロディを立たせた曲がいくつか有ってそれがめちゃめちゃツボ。三曲目なんか後期I Hate Myself感ありありで最高。付属のCD-RにはTravisに向けてJim Marburgerが書き下ろした曲群を収録。
当ディストロ的にもかなりお世話になっているDuct HeartsのDanielが運営するドイツの激ナイスなレーベルtime as a colorの10周年記念コンピ。 レーベル所縁の9バンド9曲を収録の309枚プレス。エモ、ポストハードコア、ポストパンク、ポストロック等々の現行バンドを一挙に味わえる超おすすめ盤。個人的にはやっぱりCarson Wells、Nebraska(残念ながら解散済み)、Duct Hearts辺りが最高。