ex-BuranなどのメンバーによるロシアのエモバンドEnsslinによる5曲入り12インチEP。100枚プレス。サッド感溢れる日陰系エモにしっとり歌い上げる女性ボーカル(たまにスポークンワード)が乗るというスタイルでかつて短命に終わってしまった数々のオブスキュアなバンドを彷彿とさせる感じもあり音楽面でもアートワークでも個人的にツボ突かれまくりなバンド。リリースに先駆けて公開されていたRealm Of Fancyを聴いた時点から今作への期待感は高かったが見事にやってのけたって感じの出来です。The Pennikurvers、125,Rue Montmartre、Friends Unseen辺りだったり初期Rainer MariaとかJenhitt、最近だとFootball,Etc等々の女性ボーカルエモファンには聴き逃して欲しくないす。あとメロディックとかインディーポップ方面にもアピールできるバンドだと思う。そういえば今作収録のLotus-eaterは初期のライブだと終盤辺りでギターのSashaによる絶叫ボーカルが聴けたんですけど今作でのアレンジに合わせたのかちょっと前に行われたロシアツアーのライブ映像を見る限り叫ぶのはやめたみたいすね。今回この12インチに収録はされていないもののライブではガンガンやってる曲も結構あってそっちもいい感じなので解散せずに続けていって欲しい、切実に。既に次のリリースに向けて動き出してるみたいなので引き続き追いかけますよ。ちなみにギターのSashaとベースのNikitaはそれぞれドラムとギターにコンバートしてOndineというバンドにも参加してます。
レーベル:strictly no capital letters/Rubaiyat Records/Polar Summer/Ruined Smile/Waterslide Records
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